ゲッターロボG 全話解説
第19話 早乙女博士を救出せよ!

脚本:高久進 演出:山口康男 作画監督:伊勢田幸彦


 ヒドラー元帥は金剛鬼に竜王島作戦の遂行を命令。竜王島では秘密国防会議が行われ、早乙女博士もその会議に出席する。早乙女博士をこの会議で捕らわれの身にしようとヒドラーは考えているのだ。
 そのような根回しを早乙女博士が知るはずもなく、金剛鬼らにホテルを占領されてしまう。金剛鬼は国防長官や地下に閉じ込めた大勢の観客を人質にして早乙女博士に要求を突きつける。
 止むを得ず現状を報告した早乙女博士。ゲッターチームが出撃する事は言うまでもなかったが、早乙女博士らが人質にされている為満足に抵抗する事が出来ず、メカ金剛鬼により火山の中に姿を消してしまう。これで勝利を悟った金剛鬼だが、ゲッターライガーへ変形して寸での所で脱出していた事までは知らなかった。リョウ達は百鬼兵に変装して人質を処刑しようとする百鬼兵を始末して人質の解放に成功。金剛鬼があやつるメカ金剛鬼に対し、ゲッタードラゴンは苦戦するも、レディコマンドの援護で形勢逆転。ドラゴンキックがメカ金剛鬼を火口へ叩き落として粉砕。竜王島の人々を救ったのだ。


再び早乙女博士を狙え!

 ゲッター無印第37話に次いで早乙女博士救出ネタ。今回のポイントは早乙女博士がようやくマシンを操縦するネタ。今まで早乙女博士が自分が操縦しようと名乗り出るシーンは何度かありましたが、マシンを操縦するシーンは今回が初めて。多分自分が狙われた点もあるかもしれませんが、大勢の人々を人質にする所で早乙女博士の怒りに金剛鬼は触れてしまったのかもしれません。


今回の突っ込み

今回の作戦、島を先回りして占領する金剛鬼の根回しは良いのですが、既に先に来ていた国防長官達も捕えるなり始末するなりして成り済ませばよかったのではないでしょうか。その状況では早乙女博士でも本当に危なかったはず。


次回予告(ナレーション:キートン山田)

突如海中より出現したメカ大輪鬼の為に、ゲッターロボが苦戦している頃、ブライ大帝は日本全滅を観光すべく、メカ要塞鬼の出撃を命じた。空を覆うばかりの百鬼爆撃隊が刻一刻と本土に近付いてくる!
次回ゲッターロボG「大攻撃!メカ要塞鬼」にテレビ・スイッチ・オン!


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